シンポジウム・セミナー情報
シンポジウム
第9回オレンジクロスシンポジウム
参加無料【 終了 】
- 日時
- 2023年7月13日(木)14時30分~17時30分
- 運営方法
- オンライン開催
- 演題
- コンパッションに支えられるまちを考える
- 次第・演者
-
第1部(14時30分~15時20分)
コロナ禍におけるケアの揺らぎ
-クラスター対応をめぐる介護施設職員の語りから演者: 島薗洋介氏
(大阪大学グローバルイニシアティブ機構 講師)堀田聰子氏
(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 教授)第2部(15時30分~17時30分)
生老病死を地域住民の手に取り戻そう
-コミュニティでの支え合いに向けたチャレンジ演者: 藤岡聡子氏
(ほっちのロッヂ 共同代表・福祉環境設計士)宮田隼氏
(コミュニティハウスひとのま 代表)森祐美子氏
(認定特定非営利活動法人こまちぷらす 理事長)池野優真氏
(コミュニティナースカンパニー インターン)進行: 藤岡聡子氏・堀田聰子氏 - 定員
- 100名
- 概要
- 本シンポジウムでは、昨年に続き、生老病死をめぐる苦難や苦悩に突き動かされた具体的なアクションに結実する人間的な応答としての「コンパッション」に支えられるまちを考えます。
第1部は、新型コロナのクラスターを複数回経験した介護施設の職員の語りから、職員と入居者、同僚、家族、地域との「間」に生まれたものを見つめます。
第2部は、誰もが抱える弱さや苦手、困難を、コミュニティのなかで支えあい、学びあうことに向けた各地のチャレンジを、出会い方や場づくり等の観点から味わいます。
"We already care for each other, we already know we have compassion."インド・ケララ州で長年にわたりコミュニティを基盤とする緩和ケアを推進するクマール医師の言葉です。
私たち一人ひとりのなかにあるコンパッション、そして住民のコンパッションに満ちたコミュニティの諸相を紐解いてみませんか。 - アーカイブ動画
- コンパッションに支えられるまちを考える
講演資料(講演順)
資料引用の際には必ず以下を明記してください
- ①資料作成者の所属
- ②資料作成者名
- ③「2023年7月13日 第9回一般財団オレンジクロスシンポジウム資料」
第1部
第2部
セミナー
アラン・ケレハー氏 特別セミナー
参加無料【 終了 】
- 日時
- 2023年10月27日(金) 10時~12時
- タイトル
- WHO健康都市とコンパッションコミュニティの台頭
〜パブリックヘルスに求められる今後の変革〜 - 講演者
- アラン・ケレハー氏(米国バーモント大学臨床教授)
- ファシリテーター
- 堀田 聰子氏(慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 教授/日本医療政策機構 理事)
- 形式
- 対面(ライブ配信なし)、後日アーカイブ配信あり
- 会場
- Global Business Hub Tokyo
(〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ3階) - 言語
- 日本語・英語(逐次通訳:重松 加代子氏)
- 参加費
- 無料
- 定員
- 100名
- 共催
- 日本医療政策機構
- 概要
- コンパッションコミュニティ/都市の概念と関連するグローバル政策は、どこから生まれたのでしょうか。21世紀の疫学、パブリックヘルス(公衆衛生)政策の発展と現在の市民・社会制度の変化において、なぜコンパッションコミュニティの概念が重要なのでしょうか。今回、一般財団法人オレンジクロスと日本医療政策機構(HGPI:Health and Global Policy Institute)と共同でコンパッションコミュニティについて、その第一人者であるアラン・ケレハー氏をお招きしご講演いただきます。
世界保健機関(WHO: World Health Organization)による健康都市政策(Health Cities policy)や世界の緩和ケア提供体制は、現代社会において多くの併存疾患を抱える高齢者に対して、直接的にサービスを提供することに限界があると言われています。
コンパッションコミュニティはこうした現状に対する方策として世界的に注目されている概念です。今回の講演では、まずコンパッションコミュニティが台頭するに至る国際的な政策的背景について説明します。その上でコンパッションコミュニティ/都市が採用している主要な政策と実践戦略の概略を紹介し、この新たに出現した医療・社会的ケアについての動向と国際的な専門職の進化に焦点をあてることで、パブリックヘルスに求められている変革について議論を深めます。 - プロフィール
- アラン・ケレハー氏(米国バーモント大学臨床教授)
米国バーモント大学臨床教授。専門はパブリックヘルスとエンドオブライフケア。オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学で社会学の博士号(Ph.D.)を取得。同国ラトローブ大学教授、東京大学客員教授、英国バース大学教授、カナダ・ダルハウジー大学教授、英国ミドルセックス大学教授、英国ブラッドフォード大学教授を歴任。英国社会科学アカデミーフェロー(FAcSS)。
堀田 聰子 氏(慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 教授/日本医療政策機構 理事)
東京大学社会科学研究所特任准教授、ユトレヒト大学訪問教授等を経て現職。博士(国際公共政策)。アラン・ケレハー著(2022)『コンパッション都市―公衆衛生と終末期ケアの融合』慶應義塾大学出版会を共監訳。社会保障審議会・介護給付費分科会及び福祉部会等において委員。 - アーカイブ動画
- WHO健康都市とコンパッションコミュニティの台頭