地域包括ケア探訪
全国各地域で取り組んでいる地域包括ケアシステムに関する事例を動画でご紹介しています。
No.1 チーム三茶
第1弾として、運営主体が違いながらも地域で顔の見える事業所にてチームを構成し、在宅版パスなどを作成しながら連携している『チーム三茶』の取り組みをご紹介致します。
フルバージョン(16分30秒)
動画の概要
誰もが自分らしくあるために
~法人・職種を超えた「チーム三茶」の取組み~
チーム三茶は、世田谷区で在宅リハビリ・介護・看護・医療等の支援を担う14法人・14事業所からなる、法人や職種を超えて集まった専門職のチーム。退院後のリハビリ・介護・看護等を、本人を中心に切れ目なく提供することを目指し法人・職種を超えた連携の基盤となる仕組みの構築・導入に取り組んでいる。
以前から、同じ利用者に対してサービスを提供し、多職種で連絡・調整・情報共有する連携はあった。しかし、個別の支援は常に一から対応していくことになり、非効率であった。
チーム三茶のメンバー構成は、診療所(医師、療法士、看護師)、訪問看護ステーション(看護師、療法士)、訪問看護(介護福祉士、ヘルパー)、居宅介護支援(ケアマネジャー)、地域包括支援センター(社会福祉士)で運営主体の違う組織が地域の中で顔の見える活動を推進している。
介助を受けた人がいつかは支援者に回る。支援する、支援されるという限定された関係性を変えていくことが大切で、そういう人たちから学ぶことも多い。
No.2 社会福祉法人 拓く
フルバージョン(15分29秒)
動画の概要
福岡県久留米市・社会福祉法人「拓く」の取組み
当初、重度知的障害児は特別支援学校に通学していましたが、地域の小学校に通わせたいという保護者・教師らの要望から地域の小学校に通えるようになりました。
この取組みはすんなりと受け入れらませんでしたが、関係者の度重なる話し合いにより実現しました。久留米市はこれをキッカケに障害児を地域の学校で受け入れることが始まり、そして今では地域の学校に通うことが当たり前になりました。
久留米市安武町にある社会福祉法人「拓く」は2000年に知的障害者施設「出会いの場ホポレ」を開設し知的障害のある人が地域で暮らしていける土壌をつくっています。その活動を紹介するとともに、障害者、高齢者、こどもたち、誰もが暮らしやすく、誰もを包み込む地域づくりを紹介します。